学成寺(読み)がくじようじ

日本歴史地名大系 「学成寺」の解説

学成寺
がくじようじ

[現在地名]鳥取市新品治町

新品治しんほんじ町のやや北西部にある。光照山と号し、日蓮宗本尊は仏宝僧三宝。近世には城下西端の寺の多い地区にあった。境内は東西二〇・五間、南北三五・五間(明治四年「因州分寺院籍」県立博物館蔵)創建の時期は不明。「鳥府志」によると現在地に移るまでは江崎馬場えざきばば町の山手、現在の日香にちこう寺の地にあり、慶安三年(一六五〇)九月東照宮(現樗谿神社)勧請にあたり鳥取に来た貴僧・高僧の宿所に充てられた(因府年表)。これ以前、寛永一五年(一六三八)には池田光仲の母芳春院祈祷所となり、以後毎年合力米一〇俵が給されることとなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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