宇宙の暗黒時代(読み)ウチュウノアンコクジダイ

デジタル大辞泉 「宇宙の暗黒時代」の意味・読み・例文・類語

うちゅう‐の‐あんこくじだい〔ウチウ‐〕【宇宙の暗黒時代】

ビッグバンから始まった宇宙歴史において、水素イオン電子再結合して宇宙の晴れ上がりを迎えてから、初代天体が誕生するまでの時代。ビッグバンの30万年後から、5億年後までの間とされる。光学望遠鏡で観測できるような光を放つ天体はまだ存在せず、その様子が「暗黒」になぞらえられた。最初期の銀河クエーサー形成に伴って紫外線などの波長が短い電磁波が発せられ、宇宙の再電離という現象が起こり、暗黒時代が終了したと考えられている。ダークエージ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 電離

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む