安山松巌(読み)やすやま しょうげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安山松巌」の解説

安山松巌 やすやま-しょうげん

1771-1848 江戸時代後期の武士
明和8年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩都城(みやこのじょう)領(宮崎県)の番頭(ばんがしら)格となり,文政12年家老。領主島津久統の命で大和(奈良県)・河内(かわち)(大阪府)から綿栽培を,肥後(熊本県)から養蚕を導入し,普及させた。嘉永(かえい)元年死去。78歳。名は親愛通称は隆左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android