…政治を風刺,告発する歌は江戸時代から数多いが,大部分は端唄(歌)(はうた),都々逸,数え歌の旋律である。自由民権運動が高揚した1880年代の歌,たとえば植木枝盛の《民権数え歌》や安岡道太郎の都々逸《よしや武士》,あるいは高知の盆踊歌《民権踊》などはいずれも旧来からの旋律で,そうした歌は演歌といえない。演歌の第1号は,川上音二郎作《オッペケペ》である。…
※「安岡道太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...