安武厳丸(読み)やすたけ いずまる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安武厳丸」の解説

安武厳丸 やすたけ-いずまる

1818-1878 江戸後期-明治時代の儒者,国学者。
文政元年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)柳河(やながわ)藩士牧園茅山漢学を,西原晁樹に国学をまなぶ。藩校伝習館助教となり侍講もつとめた。尊攘(そんじょう)派として真木和泉らとまじわる。維新後は文武館教授。明治11年4月23日死去。61歳。本姓は後藤。名は別に鎮元。通称は弥十郎。号は雁連舎,傲霜窟。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android