安良神社(読み)やすらじんじや

日本歴史地名大系 「安良神社」の解説

安良神社
やすらじんじや

[現在地名]横川町上ノ

かみノの北部、安良岳南麓の金山きんざん川左岸に鎮座する。安良姫を祀り、旧郷社。和銅元年(七〇八)安良岳の頂に祀ったのが始まりと伝え、「三国名勝図会」「横川町郷土誌」は草創の経緯を次のように記す。川辺紺染直垂を洗っていた内裏の官女安良姫は白鷺に見とれ、片袖を流してしまった。姫はそのため門に縛られ処刑されることになったが、信仰していた十一面観音に救われ、横川に難を逃れることができた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む