安部信之(読み)あべ のぶゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安部信之」の解説

安部信之(1) あべ-のぶゆき

1604-1683 江戸時代前期の大名
慶長9年生まれ。安部信盛(のぶもり)の子。父の跡をつぎ,寛文2年武蔵(むさし)岡部藩(埼玉県)藩主安部家2代となる。大坂定番をつとめた。天和(てんな)3年7月28日死去。80歳。

安部信之(2) あべ-のぶゆき

1686-1755 江戸時代中期の武士
貞享(じょうきょう)3年生まれ。幕臣小姓組番士となり,享保(きょうほう)9年家督をつぐ。延享2年佐渡奉行,のち持筒頭となる。宝暦5年6月25日死去。70歳。初名は信福。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android