デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安駉寿」の解説 安駉寿 アン-ギョンス 1853-1900 朝鮮王朝の政治家。哲宗4年生まれ。明治24年(1891)来日。日清(にっしん)開戦直後,日本の支持をえて閔(ミン)氏政権を打倒,以後甲午政権の中枢をしめた。閔妃(ミンビ)暗殺後は親露派に接近し,親日派を殺害,追放。1898年国王(高宗(コジヨン))の譲位を画策して発覚し,日本へ亡命する。1900年(光武4)帰国,同年逮捕され5月27日処刑された。48歳。 安駉寿 あん-けいじゅ ⇒アン-ギョンス 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の安駉寿の言及 【独立協会】より …朝鮮の李朝末期に独立確保とブルジョア的国政改革とを主張して活動した政治結社。1896年7月に開化派系官僚を中心として結成され,会長は初め安駉寿(あんけいじゆ),98年に李完用,尹致昊(いんちこう)と代わった。《独立新聞》(1896年4月創刊)がその機関紙的役割を担った。… ※「安駉寿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by