宜宜(読み)うべうべし

精選版 日本国語大辞典 「宜宜」の意味・読み・例文・類語

うべうべ‐し【宜宜】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「うべ」を重ねて形容詞化したもの。表記は「むべむべし」が普通であった ) 当然であると思われる状態を表わす。もっともらしい。格式ばっている。しかつめらしい。
    1. [初出の実例]「むべむべしき所のせんざいにはよし」(出典:枕草子(10C終)一六一)
    2. 「消息文にも、仮名(かんな)といふものを書きまぜず、むべむべしく言ひまはし侍るに」(出典源氏物語(1001‐14頃)帚木)

うべな‐うべな【宜宜】

  1. 〘 連語 〙 ( 副詞「うべ」に接尾語「な」の付いたものの畳語 ) 同意肯定する意を強く表わす。なるほどなるほど。ほんとにほんとに。まったくまったく。
    1. [初出の実例]「宇倍那宇倍那(ウベナウベナ) 君待ちがたに 我が着(け)せる 襲(おすひ)の裾に 月立たなむよ」(出典:古事記(712)中・歌謡)

むべむべ‐し【宜宜】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙うべうべし(宜宜)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む