宝山浮玉(読み)ほうざん ふぎょく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宝山浮玉」の解説

宝山浮玉 ほうざん-ふぎょく

1303-1383 鎌倉-南北朝時代の僧。
嘉元(かげん)元年生まれ。臨済(りんざい)宗。16歳で京都南禅寺の約翁徳倹(やくおう-とっけん)に入門,ついで夢窓疎石(むそう-そせき)にしたがい,嵩山居中(すうざん-こちゅう)の法をつぐ。丹後(京都府)の秋月寺(安国寺)の住持をつとめ,のち西林寺の開山(かいさん)となる。永徳3=弘和(こうわ)3年3月24日死去。81歳。越中(富山県)出身。俗姓は藤原。別号に几山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android