日本歴史地名大系 「宝島・小宝島」の解説
宝島・小宝島
たからじま・こだからじま
〔近世〕
河辺郡
元禄国絵図によれば、宝島は「とから島」、小宝島は「島子」とみえ、宝島の島回二里二〇町、横当島まで海上一三里、大島のうち「ふかいか浦」まで海上三五里。「大御支配次第帳」によれば、宝島でも享保一二年(一七二七)に検地を実施、検地竿次名寄帳二冊を作成したが現存しない。宝島は藤井本「要用集抄」によれば正徳三年(一七一三)頃の高三九五石余、用夫一一七、鹿児島から海路一〇四里。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報