宝鑑(読み)ホウカン

精選版 日本国語大辞典 「宝鑑」の意味・読み・例文・類語

ほう‐かん【宝鑑】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 宝物である鏡。貴い鏡。〔夢渓筆談異事
  3. 手本・模範。また、手本となることを記載した実用的な書物。
    1. [初出の実例]「正刪を加へは更に一層の善美を尽して永世の宝鑑とするに足る可し」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宝鑑」の読み・字形・画数・意味

【宝鑑】ほう(はう)かん

宝鏡。〔夢渓筆談、異事〕嘉中、伯兄(沈披)衞尉丞と爲る。、一寶鑑を持ち來りて云ふ、齋戒して之れを照らさば、當(まさ)に吉凶を見るべしと。

字通「宝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android