宝鑑(読み)ほうかん

精選版 日本国語大辞典 「宝鑑」の意味・読み・例文・類語

ほう‐かん【宝鑑】

〘名〙
宝物である鏡。貴い鏡。〔夢渓筆談異事
手本模範。また、手本となることを記載した実用的な書物
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初「正刪を加へは更に一層の善美を尽して永世の宝鑑とするに足る可し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「宝鑑」の意味・読み・例文・類語

ほう‐かん【宝鑑】

宝物の鏡。尊い鏡。宝鏡
模範。手本。また、手本となることを記載した実用的な書物。「家庭宝鑑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宝鑑」の読み・字形・画数・意味

【宝鑑】ほう(はう)かん

宝鏡。〔夢渓筆談、異事〕嘉中、伯兄(沈披)衞尉丞と爲る。、一寶鑑を持ち來りて云ふ、齋戒して之れを照らさば、當(まさ)に吉凶を見るべしと。

字通「宝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android