宝鏡(読み)ほうきょう

精選版 日本国語大辞典 「宝鏡」の意味・読み・例文・類語

ほう‐きょう‥キャウ【宝鏡】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 宝物のかがみ。貴いかがみ。
    1. [初出の実例]「満月已掩光、宝鏡転白皎」(出典性霊集‐一〇(1079)九想詩・青瘀相)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐千秋節有感詩〕
  2. [ 2 ] 三種神器一つである八咫(やた)の鏡(かがみ)の称。
    1. [初出の実例]「天照太神手(てづから)宝鏡(ホウキャウ)を持ちて、天忍穂耳尊に授け奉る時」(出典:源平盛衰記(14C前)四五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android