実利主義(読み)ジツリシュギ

デジタル大辞泉 「実利主義」の意味・読み・例文・類語

じつり‐しゅぎ【実利主義】

現実的な利益を追求するものの考え方功利主義
[類語]即物的功利的打算的現実的実際的実用的

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実利主義」の意味・読み・例文・類語

じつり‐しゅぎ【実利主義】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 現実の利益を重要視する精神的傾向。功利主義。
    1. [初出の実例]「吾人は決してベンサム氏の宗教に随喜して実利主義を主張するものにあらざれども」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉七)
  3. 法学上の立場の一つで、刑罰は社会の秩序を保つための防衛的手段であり、社会的必要と実益を目的として行なわれるとする考え方。

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