実際的(読み)ジッサイテキ

デジタル大辞泉 「実際的」の意味・読み・例文・類語

じっさい‐てき【実際的】

[形動]現実に即した面を重んじて、理屈感情などを排するさま。現実的。「実際的人間」「実際的に処理する」
[類語]実情事情実態実況実相得体現実現実的事実実際真実真相本当実地現に臨場感リアル有りのまま有りようまこと史実真正実の正真正銘紛れもない他ならない実践的実用的プラクティカルプラグマティック即物的功利的打算的実利主義

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実際的」の意味・読み・例文・類語

じっさい‐てき【実際的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙
  2. 現実に即したものを重んじて、空想的なものを排斥するさま。現実的。
    1. [初出の実例]「薩人が実際的の精神は唯政治上に止まらず、其の講修する学術技芸に於ても亦之を見る」(出典:薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩気質)
  3. 現実の状態。本当にあるさま。
    1. [初出の実例]「これはかけ言葉の起る源故文学にはよけれども、実際的に困ること多ければ」(出典:筆まかせ(1884‐92)〈正岡子規〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む