実峰良秀(読み)じっぽう りょうしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「実峰良秀」の解説

実峰良秀 じっぽう-りょうしゅう

1318-1405 南北朝-室町時代の僧。
文保(ぶんぽ)2年生まれ。曹洞(そうとう)宗。能登(のと)(石川県)総持寺峨山韶碩(がさん-じょうせき)の法をつぐ。能登養寿寺をへて,総持寺の住持となり,五院のうちの如意庵開基となる。のち能登定光寺,信濃(しなの)(長野県)霊松寺などをひらいた。応永12年6月12日死去。88歳。能登(一説に京都)出身。著作に「実峰秀禅師語録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android