実践倫理宏正会(読み)じっせんりんりこうせいかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「実践倫理宏正会」の意味・わかりやすい解説

実践倫理宏正会
じっせんりんりこうせいかい

上廣哲彦 (1906~72) が 1946年から郷里広島北陸で行なっていた生活倫理実践会に始る社団法人。 53年現名称に変更された。現在,本部は東京都千代田区にあり,会員は公称 350万人。会の目的は,生活の改善,文化の発展のために,家庭の尊重,親・祖先への敬意,日本固有の伝統重視など,宗教以前の基本的な倫理の実践を広めることにおかれている。朝の5~6時に開かれる朝起会を中心とし,そこで基本信条唱和会長の著作の「倫読」などが行われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android