室田宿(読み)むろだしゆく

日本歴史地名大系 「室田宿」の解説

室田宿
むろだしゆく

[現在地名]榛名町下室田 町

烏(からす)川の支流滑(なめ)川の左岸にある大戸(おおど)道(信州道)の宿。大戸道は中山道の脇往還にあたり、高崎で三国街道から分れて室田、三野倉(さんのくら)(現倉淵村)・大戸(現吾妻郡吾妻町)を通って信州に向かう。草津(くさつ)温泉(現同郡草津町)への荷継場としても公私の通行多く、そのうえ江戸寛永寺の荷や、信州松代・飯山・須坂三大名の江戸廻米などを継立した(新井文書)。室田宿の市立てについては、寛文一〇年(一六七〇)の室田宿市場絵図、穀座外居座遵守定(ともに中島文書)があり、定文中に元和七年(一六二一)開市のことがみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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