デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮本茶村」の解説 宮本茶村 みやもと-ちゃそん 1793-1862 江戸時代後期の儒者。寛政5年5月15日生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)潮来(いたこ)村の名主。水戸藩郷士。山本北山に儒学をまなぶ。藩主徳川斉昭(なりあき)にくだされた幕府の処分に反対し,3年間投獄された。のち子弟の教育と「常陸誌料」などの著述に専念した。文久2年6月25日死去。70歳。名は元球。字(あざな)は仲笏。通称は尚一郎。別号に水雲。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例