デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮武器川」の解説 宮武器川 みやたけ-きせん 1743-1810 江戸時代中期-後期の医師。寛保(かんぽう)3年生まれ。讃岐(さぬき)高松藩医。医学を香川南洋,儒学を伊藤蘭嵎(らんぐう)にまなぶ。酒をのんではねむり,さめると前からの話のつづきをしたので酔眠翁とよばれた。「脚気臆説(かっけおくせつ)」の草稿を完成するよう子に遺言し,文化7年死去。68歳。本姓は今井。名は唯善。字(あざな)は子徳。通称は良順。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例