富士岩(読み)ふじがん

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最新 地学事典 「富士岩」の解説

ふじがん
富士岩

andesite

小藤文次郎(1884:『金石学一名鉱物学』澤屋・丸善)はandesiteを富士岩と訳し,この語は佐藤伝蔵『地文学』(1902),山﨑直方・佐藤伝蔵編『大日本地誌』(1903〜),神津俶祐(1910)等で用いられた。しかし地質調査所(1882〜)では当初から安山岩と訳し,佐藤も浅間山の噴火報告(1910)前後から安山岩を用いた。富士溶岩かんらん石を欠くと見て小藤はaugite andesiteとしたが,じつは少量含む。日本の火山の多くは安山岩で,富士山はその代表だが,その溶岩はシリカ(SiO)含有量約50%の玄武岩である。参考文献歌代勤ほか(1978)『地学語源をさぐる』東京書籍

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参照項目:富士火山

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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