岩石学者、鉱物学者。長野県北佐久郡の生まれ。1905年(明治38)東京帝国大学地質学科卒業後、地質調査所技師などを経て東北帝国大学教授となり、岩石鉱物鉱床学教室を設立した。火成岩溶融現象の研究に着手し、日本の岩石学の近代化を推し進めた。月長石のX線による研究およびその熱的変化の研究は世界的に注目された。その後、多くの造岩鉱物の研究とともに、日本岩石鉱物鉱床学会や日本火山学会の設立に多大の貢献をした。1969年(昭和44)岩手県田野畑(たのはた)鉱山(閉山)より発見された新種の角閃(かくせん)石に神津閃石の名が献名された。
[松原 聰]
明治〜昭和期の岩石学者,鉱物学者 東北大学名誉教授。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新