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佐藤伝蔵 さとう でんぞう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

佐藤伝蔵 さとう-でんぞう

1870-1928 明治-昭和時代前期の地質学者。
明治3年4月1日生まれ。31年高等師範教授。珪藻土(けいそうど)の研究,温泉調査などで知られ,山崎直方(なおまさ)と「大日本地誌」を編集した。地質学会,地学会の会長をつとめた。昭和3年8月26日死去。59歳。肥後(熊本県)出身。帝国大学卒。著作に「大鉱物学」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

さとうでんぞう【佐藤伝蔵】

1870‐1928(明治3‐昭和3)
地質鉱物学者,地理学者。熊本県に生まれ,1895年東京帝国大学理科大学地質学科を卒業,同じクラス山崎直方がいた。97年学習院教授嘱託となり,翌98年東京高等師範学校教授に就任,一時東京女子高等師範学校教授を兼ねた。主として地質学,鉱物学を教え,かたわら農商務省の委嘱で日本各地の地質の調査にあたり,日本産ケイ藻土の研究と冷泉調査に業績を残した。亀ヶ岡遺跡などの発掘でも知られる。講義を中心とした膨大な《大鉱物学》があるが,代表作は旧友山崎とともに編纂した《大日本地誌》10巻(1903‐15)であり,質量ともに画期的な地誌として高く評価されている。

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世界大百科事典内の佐藤伝蔵の言及

【亀ヶ岡遺跡】より

…この遺跡から〈奇代之焼物〉が出土することは江戸時代初期から知られており,〈瓶ヶ岡(かめがおか)〉と呼ばれるようになったという。佐藤伝蔵は低湿地から多量の遺物が出土することに注目して1895,96年に発掘を行い,日本にも泥炭化した遺物包含層があることをはじめて明らかにした。古くから注目されてきた遺跡だけに出土品は膨大で,種類も多く,土器や石器のほかに骨角製品,籃胎(らんたい)漆器を含む植物製品などがある。…

※「佐藤伝蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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