寒林に骸を打つ(読み)カンリンニカバネヲウツ

精選版 日本国語大辞典 「寒林に骸を打つ」の意味・読み・例文・類語

かんりん【寒林】 に=骸(かばね)[=骨(ほね)]を打(う)

  1. 「天尊説阿育王譬喩経」に見える説話で、ある人が死んでのち、その霊魂が悪道に落ちて苦しみ、自分が苦しむのはこの肉体が悪業を働いたためだといって、みずからの死骸をむち打ったということをいう。
    1. [初出の実例]「寒林に骸をうちし霊鬼は、前世の悪をかなしむとも」(出典:平治物語(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む