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寒河尼 さむかわのあま

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

寒河尼 さむかわのあま

1138-1228 平安後期-鎌倉時代,源頼朝(よりとも)の乳母。
保延(ほうえん)4年生まれ。下野の豪族八田宗綱の娘。小山政光(おやま-まさみつ)の妻となり,朝政(ともまさ),宗政(長沼宗政),宗朝(結城朝光)を生む。頼朝の挙兵の際などに功があったとして,文治(ぶんじ)3年下野寒河郡と網戸(あじと)郷の地頭に任じられた。網戸尼ともよばれる。安貞2年2月4日死去。91歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

寒河尼

没年:安貞2.2.4(1228.3.11)
生年:保延4(1138)
平安後期・鎌倉時代の女性。源頼朝の乳母のひとり。八田宗綱の娘,下野(栃木県)の豪族小山政光の妻,結城朝光の母。治承4(1180)年10月,武蔵国隅田宿にあった頼朝を訪れ,頼朝より末子朝光に烏帽子を授けられている。乳母の子が主君の烏帽子子となるという緊密な関係がみられる。また,小山一族をいちはやく頼朝に従わせた功をもって,下野国寒河郡(小山市)と網戸郷(小山市)を拝領。そのため網戸尼とも呼ばれ,頼朝と政子にはことに重んじられた。

(田端泰子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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