寒郷(読み)カンキョウ

デジタル大辞泉 「寒郷」の意味・読み・例文・類語

かん‐きょう〔‐キヤウ〕【寒郷】

貧しく、さびれた村里
自分故郷居住地をへりくだっていう語。

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精選版 日本国語大辞典 「寒郷」の意味・読み・例文・類語

かん‐きょう‥キャウ【寒郷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 荒れはてて、ものさびしい村里。人けの少ない、貧しく、さびしい村。寒村。
    1. [初出の実例]「昇平文運の盛なる、寒郷僻地も、名主と称する者は、皆な学ばざることなし」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
    2. [その他の文献]〔鮑照‐代東武吟〕
  3. ( から転じて ) 自分の生まれ故郷の村や居住地などをへりくだっていうことば。わたくしの村。自分の郷里

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普及版 字通 「寒郷」の読み・字形・画数・意味

【寒郷】かんきよう(きやう)

貧しい境遇。貧しい地。南朝宋・鮑照〔東武吟に代る〕楽府 僕は本(もと)の士 出身恩を

字通「寒」の項目を見る

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