寧馨児(読み)ネイケイジ

デジタル大辞泉 「寧馨児」の意味・読み・例文・類語

ねいけい‐じ【寧×馨児】

《「晋書」王衍伝から。「寧馨」は中国晋・宋のころ俗語で、あのような、このような、という意》すぐれた子。神童麒麟児きりんじ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寧馨児」の意味・読み・例文・類語

ねいけい‐じ【寧馨児】

〘名〙 (「寧馨」は「このような」の意)
① このような男児。かくのごとき子。〔晉書‐王衍伝〕
② すぐれた児。神童。
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉一「彼の子宮を仮り来れる吾王国の継嗣は抑も如何なる寧馨児(ネイケイジ)ぞ」 〔宋書‐前廃帝紀〕

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