尊任(読み)そんにん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尊任」の解説

尊任 そんにん

1625-1691 江戸時代前期の僧。
寛永2年生まれ。時宗。佐渡(新潟県)大願寺の見林にまなぶ。寛文8年遊行(ゆぎょう)上人42世をつぐ。仙洞(せんとう)御所南門の額を書し,霊元天皇から南門の号をゆるされる。天和(てんな)3年相模(さがみ)(神奈川県)藤沢清浄光寺住持となり,同寺の復興につくした。大僧正元禄(げんろく)4年9月15日死去。67歳。佐渡出身。俗姓佐藤

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android