小人罪なし玉をいだいて罪あり(読み)しょうじんつみなしたまをいだいてつみあり

精選版 日本国語大辞典 の解説

しょうじん【小人】 罪(つみ)なし玉(たま)をいだいて罪(つみ)あり

  1. ( 「春秋左伝‐桓公一〇年」の「周諺有之、匹夫無罪、懐璧其罪」による言葉 ) 品性の卑しい人でも、初めから罪を犯すものではなく、ただ、身分不相応の財宝を持つと、えてして罪を犯すようになる。
    1. [初出の実例]「小人(セウジン)(ツミ)なし玉(タマ)を抱(イダ)いて罪(ツミ)ありと、彼も日頃の愚直ゆゑ、老屈なして竹光中身を替へしばっかりに」(出典:歌舞伎・日本晴伊賀報讐(実録伊賀越)(1880)序幕)

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