小名木検校(2代)(読み)おなぎけんぎょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小名木検校(2代)」の解説

小名木検校(2代) おなぎけんぎょう

1791-1851 江戸時代後期の箏曲(そうきょく)家。
寛政3年8月25日生まれ。山田検校門下。三味線も得意とし,平曲(平家琵琶(びわ))を麻岡検校にまなぶ。門人に中能島(なかしま)松声,白勢高実ら。山田流中能島派の祖とされる。嘉永(かえい)4年12月6日死去。61歳。越後(えちご)(新潟県)出身。名は松操一。姓は「こなぎ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android