小尾十三(読み)オビジュウゾウ

デジタル大辞泉 「小尾十三」の意味・読み・例文・類語

おび‐じゅうぞう〔をビジフザウ〕【小尾十三】

[1909~1979]小説家山梨の生まれ。朝鮮の元山商業学校で教師をしたのち、満州の新京中央放送局などに勤務。日本統治下の朝鮮人を描いた「登攀とうはん」で芥川賞受賞。他に「雑巾ぞうきん先生」「新世界」など。

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20世紀日本人名事典 「小尾十三」の解説

小尾 十三
オビ ジュウゾウ

昭和期の小説家



生年
明治42(1909)年10月26日

没年
昭和54(1979)年3月8日

出生地
山梨県

学歴〔年〕
甲府商(旧制)中退

主な受賞名〔年〕
芥川賞(第19回)〔昭和19年〕「登攀

経歴
教員など多く職種を歴任し、昭和19年「登攀」で芥川賞を受賞。著書に「雑巾先生」「新世界」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小尾十三」の解説

小尾十三 おび-じゅうぞう

1909-1979 昭和時代の小説家。
明治42年10月26日生まれ。朝鮮の元山商高,満州(中国東北部)の新京中央放送局などにつとめる。昭和19年日本統治下の朝鮮人をえがいた「登攀(とうはん)」で芥川賞。ほかに「雑巾先生」「新世界」などがある。昭和54年3月8日死去。69歳。山梨県出身。甲府商業中退。

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367日誕生日大事典 「小尾十三」の解説

小尾 十三 (おび じゅうぞう)

生年月日:1909年10月26日
昭和時代の小説家
1979年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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