小島勗(読み)コジマ ツトム

20世紀日本人名事典 「小島勗」の解説

小島 勗
コジマ ツトム

大正・昭和期の小説家,劇作家



生年
明治33(1900)年6月1日

没年
昭和8(1933)年1月6日

出生地
宮城県仙台市

出身地
長野県

学歴〔年〕
早稲田大学文学部哲学科〔大正13年〕卒

経歴
大正11年「塔」を創刊し「水の中」を発表。14年日本プロレタリア文芸連盟に参加し「地平に現れるもの」を発表するが、発禁となる。昭和2年労農芸術家連盟に参加、のち脱退。6年日本プロレタリア作家同盟に所属。代表作に「ケルンの鐘」や「群盗」などの戯曲があり、著書に「遙かなる眺望」「ケルンの鐘」の2冊がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小島勗」の解説

小島勗 こじま-つとむ

1900-1933 大正-昭和時代前期の小説家,劇作家。
明治33年6月1日生まれ。大正14年関東大震災当時の刑務所舞台にした小説「地平に現れるもの」を「早稲田文学」に発表し,発禁処分をうけた。昭和6年日本プロレタリア作家同盟に所属。堅実な作風で知られ,戯曲に「遥かなる眺望」「ケルンの鐘」など。昭和8年1月6日死去。34歳。長野県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小島勗」の解説

小島 勗 (こじま つとむ)

生年月日:1900年6月1日
大正時代;昭和時代の小説家;劇作家
1933年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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