小息(読み)こいき

精選版 日本国語大辞典 「小息」の意味・読み・例文・類語

こ‐いき【小息】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 )
  2. 小さく吐く息。かすかな息。
    1. [初出の実例]「御物の、つねにもふかれざらんをば、先小息にて心みるべきなり」(出典:古今著聞集(1254)六)
  3. (しょう)奏法一つ舞楽初めに奏せられる調子にこの奏法がある。
    1. [初出の実例]「小息(コイキ)者於延拍子此事」(出典楽家録(1690)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「小息」の読み・字形・画数・意味

【小息】しようそく

小休

字通「小」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android