精選版 日本国語大辞典 「小息」の意味・読み・例文・類語 こ‐いき【小息】 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 )① 小さく吐く息。かすかな息。[初出の実例]「御物の、つねにもふかれざらんをば、先小息にて心みるべきなり」(出典:古今著聞集(1254)六)② 笙(しょう)の奏法の一つ。舞楽の初めに奏せられる調子にこの奏法がある。[初出の実例]「小息(コイキ)者於二延拍子一有二此事一」(出典:楽家録(1690)一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例