小松宮彰仁(読み)コマツノミヤ アキヒト

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「小松宮彰仁」の解説

小松宮 彰仁
コマツノミヤ アキヒト


別名
幼名=豊宮 前名=東伏見宮 嘉彰

生年月日
弘化3年1月16日(1846年)

経歴
嘉永元年仁和寺を相続、同年4月仁孝天皇の養子となり、安政5年3月親王宣下を受け名嘉彰を賜る。王政復古とともに議定軍事総裁、明治2年7月兵部卿に任命される。その後2年間の海外遊学を経て、軍務に復帰し、陸軍少将、中将大将等を歴任、31年1月には元帥府に列せられる。この間、15年より東伏見宮より小松宮改称し、彰仁と改名

没年月日
明治36年1月18日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小松宮彰仁」の意味・わかりやすい解説

小松宮彰仁
こまつのみやあきひと

[生]弘化3(1846)
[没]1903
明治維新期の皇族元帥戊辰戦争のとき征東総督。 1882年,東伏見宮から小松宮と改称。一代で絶家した。

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