日本歴史地名大系 「小松野村」の解説 小松野村こまつのむら 愛知県：東加茂郡下山村小松野村[現在地名]下山村小松野巴（ともえ）川の支流大桑（おおくわ）川が東の村境を北流し、東は和合（わごう）村、南は黒坂（くろさか）村、西は蘭（あららぎ）村・大沼（おおぬま）村、北は梶（かじ）村・芦原子（ああらご）村に接する。集落は小起伏面上の山麓に点在。寛永一二年（一六三五）当時、刈谷城主松平忠房領。慶安四年（一六五一）保久（ほつきゆう）村（現額田郡額田町）に陣屋を置く旗本石川総氏の知行地となり明治に至る。日月神社を祀る。祭神天照大神・須佐之男命。 小松野村こまつのむら 愛知県：北設楽郡設楽町小松野村[現在地名]設楽町小松（こまつ）田口町（たぐちまち）村の北東部にある。寛永一八年（一六四一）の新田検地で八一石余を検出。寛永年中に海巌舜竜によって中興された曹洞宗の大通（だいつう）寺が上中熊（かみなかくま）にある。境（さかい）川とタコウズ川合流点の下流部にマサノ沢遺跡がある。 小松野村こまつのむら 千葉県：勝浦市小松野村[現在地名]勝浦市小松野松野（まつの）村の南西に位置し、夷隅（いすみ）川が流れる。文禄三年（一五九四）の上総国村高帳に村名がみえ、高五四石。寛文四年（一六六四）の阿部正春領知目録（寛文朱印留）に村名がみえ、武蔵岩槻藩領。元禄郷帳では高五五石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
