デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林重吉」の解説 小林重吉 こばやし-じゅうきち 1825-1902 幕末-明治時代の公共事業家。文政8年1月13日生まれ。蝦夷(えぞ)地(北海道)箱館(はこだて)の町年寄で,漁場数ヵ所をもつ場所請負人。戊辰(ぼしん)戦争のとき新政府軍に協力。明治10年日高の姨布(おばふ)村(三石町)に刻み昆布製造所をたて,輸出の道をひらく。新田開発や植林,架橋にもつとめるほか,函館商船学校の基礎をきずいた。明治35年4月30日死去。78歳。幼名は庄五郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例