小沼耕地遺跡(読み)こぬまごうちいせき

日本歴史地名大系 「小沼耕地遺跡」の解説

小沼耕地遺跡
こぬまごうちいせき

[現在地名]騎西町上種足 四番

利根川と荒川に挟まれた氾濫原に位置する。周辺は水田として利用されていたが、基盤は埋没した洪積台地で、大宮台地の北辺にあたる。標高一三メートルであるが、古墳時代には低台地状の地形を呈していたと考えられる。古墳時代前期の方形周溝墓五・住居跡一、後期の前方後円墳一・円墳一、中世館跡が発掘された。昭和六三年(一九八八)試掘調査により発見され、平成元年(一九八九)発掘調査を実施した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む