小浜八幡神社(読み)おばまはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「小浜八幡神社」の解説

小浜八幡神社
おばまはちまんじんじや

[現在地名]小浜市男山

後瀬のちせ山の北峰先端西側山裾に鎮座する。祭神は応神天皇・神功皇后と宗像三神。旧県社。宗教法人名は八幡神社。「続日本紀」宝亀元年(七七〇)八月一日条にみえる若狭彦わかさひこ神とともに鹿毛の馬一匹を奉納された八幡神宮は当社と考えられるが、「延喜式」神名帳に記載はない。文永二年(一二六五)若狭国惣田数帳写に「常満保御祈祷供料十九町二百五十歩」のうち「八幡宮二町七反 小浜」がみえ、富田とみた郷内にも「八幡宮三町一反百八十歩 小浜」と載せる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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