小畑詩山(読み)おばた しざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小畑詩山」の解説

小畑詩山 おばた-しざん

1794-1875 江戸時代後期の医師,儒者
寛政6年生まれ。江戸で医学儒学をまなび,鉄砲洲で医を開業。亀田鵬斎(ほうさい),朝川善庵,頼山陽,広瀬淡窓らとまじわり,長崎など諸国足跡をのこす。明治8年7月4日死去。82歳。陸奥(むつ)志田郡(宮城県)出身。名は行簡。字(あざな)は居敬通称は良卓。別号に真隠。著作に「詩山堂詩話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android