小耳に挟む(読み)コミミニハサム

デジタル大辞泉 「小耳に挟む」の意味・読み・例文・類語

小耳こみみはさ・む

聞くともなしに聞く。ちらりと聞く。「ちょっといい話を―・んだ」
[類語]聞こえる響く伝わる聞き取れる耳に入る耳に付く耳朶じだに触れる耳にする耳に挟む耳に入れる耳に留まる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小耳に挟む」の意味・読み・例文・類語

こみみ【小耳】 に 挟(はさ)

  1. こみみ(小耳)に聞きはさむ
    1. [初出の実例]「竹がきのかげをすみわたり、すきまかぞへて、よの中のとりざた小みみにはさみ」(出典:仮名草子・鳥の歌合(1624‐44頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android