耳に入れる(読み)ミミニイレル

デジタル大辞泉 「耳に入れる」の意味・読み・例文・類語

みみ・れる

情報などを知らせる。「とりあえず―・れておく」
聞いて知る。小耳にはさむ。「例会で―・れた話」
[類語]聞く聞こえる仄聞そくぶんする耳にする耳に挟む耳に入る響く伝わる聞き取れる耳に付く耳朶じだに触れる小耳に挟む耳に留まる尊敬)お耳に達する・御高聞ごこうぶんに達する(謙譲伺う承る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「耳に入れる」の意味・読み・例文・類語

みみ【耳】 に 入(い)れる

  1. はなしを聞かせる。告げ知らせる。また、聞く。聞いて知る。
    1. [初出の実例]「不審なり。御みみにや入候べき」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android