小野里(読み)おののさと

日本歴史地名大系 「小野里」の解説

小野里
おののさと

歌枕。

<資料は省略されています>

などをはじめ詠歌は多い。「八雲御抄」に、「金葉集」の公実の歌を証歌としてあげられる。山城の小野郷は愛宕おたぎ郡と宇治郡とにあり(和名抄)、いずれも歌枕であるが、景物や内容から場所を判断することになる。愛宕郡の小野(当地)の場合は炭竈や炭をやく煙を景物とすることが多い(山科区の→小野。「山家集」の次の歌には「下野の国にて柴の煙を見て詠みける」との詞書がある。

<資料は省略されています>

一条兼良は「花鳥余情」で、「山城国に小野里といふ所二あり。宇治郡に小野里あり。又愛宕郡に小野里あり。この小野は愛宕の名所なり。ひえの山よかはのふもとたかのといふ所也」と、「源氏物語」の小野を説明している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...

寒の内の用語解説を読む