小飲(読み)ショウイン

精選版 日本国語大辞典 「小飲」の意味・読み・例文・類語

しょう‐いんセウ‥【小飲】

  1. 〘 名詞 〙 小人数で酒宴をすること。ささやかに酒宴をすること。また、その酒宴。小宴。小酌。
    1. [初出の実例]「公卿等参集、於弁小納言座小飲〈謂之待膏〉」(出典江家次第(1111頃)二)
    2. [その他の文献]〔李白‐魯郡堯祠送竇明府薄華還西京詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「小飲」の読み・字形・画数・意味

【小飲】しよう(せう)いん

小宴。〔集異記、二、王渙之〕開元中、詩人王昌齡・高・王渙之名を齊しうす。時に風塵未だ偶はざるも、處は略同じ。一日天し。~三詩人共に旗亭に詣(たい)り、酒を貰(か)ひて小飮す。忽ち梨園の伶官十數人り、登樓會讌す。

字通「小」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android