少牢(読み)しょうろう

精選版 日本国語大辞典 「少牢」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろうセウラウ【少牢】

  1. 〘 名詞 〙 中国古代、諸公社稷(しゃしょく)をまつったときにそなえた羊と豚のいけにえ。また、そのごちそう。一説に羊だけをいう。→大牢
    1. [初出の実例]「少牢は羊を云とあるほどに」(出典:史記抄(1477)四)
    2. [その他の文献]〔儀礼‐少牢饋食礼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「少牢」の読み・字形・画数・意味

【少牢】しようろう(せうらう)

羊と豕。太牢は牛を加える。〔礼記王制天子稷(しやしよく)には太牢、侯の稷は皆少牢なり。

字通「少」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android