少牢(読み)しょうろう

精選版 日本国語大辞典 「少牢」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろう セウラウ【少牢】

〘名〙 中国古代、諸公社稷(しゃしょく)をまつったときにそなえた羊と豚のいけにえ。また、そのごちそう。一説に羊だけをいう。→大牢
史記抄(1477)四「少牢は羊を云とあるほどに」 〔儀礼‐少牢饋食礼〕

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普及版 字通 「少牢」の読み・字形・画数・意味

【少牢】しようろう(せうらう)

羊と豕。太牢は牛を加える。〔礼記王制天子稷(しやしよく)には太牢、侯の稷は皆少牢なり。

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