尚復(読み)ショウフク

精選版 日本国語大辞典 「尚復」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ふくシャウ‥【尚復】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「尚」はつかさどる意 ) 宮廷での講書の際に講師を補佐する役。講読復唱などを行ない、聴講者理解記憶を助けた。
    1. [初出の実例]「尚復文章得業生藤原章輔」(出典:小右記‐寛弘二年(1005)一一月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android