尾上新七(読み)オノエ シンシチ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「尾上新七」の解説

尾上 新七(5代目)
オノエ シンシチ


職業
歌舞伎俳優

本名
牧野 五郎四郎(マキノ ゴロシロウ)

経歴
6代目菊五郎の名脇役で、主に世話ものの演技にすぐれていた。

没年月日
昭和55年 3月22日 (1980年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「尾上新七」の解説

尾上 新七
オノエ シンシチ

大正・昭和期の歌舞伎俳優



没年
昭和55(1980)年3月22日

本名
牧野 五郎四郎(マキノ ゴロシロウ)

経歴
6代目菊五郎の名脇役で、主に世話ものの演技にすぐれていた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾上新七」の解説

尾上新七(初代) おのえ-しんしち

1745-1809 江戸時代中期-後期歌舞伎役者
延享2年生まれ。宝暦5年江戸市村座で初舞台。初代尾上菊五郎に入門,10年尾上春五郎を名のる。明和元年尾上七三郎とあらため,3年京都で新七と改名立役(たちやく)として京坂の舞台で活躍。文化6年3月4日死去。65歳。初名は尾上佐之助。後名は初代尾上鯉三郎。俳名芙雀屋号南部屋,音羽屋

尾上新七(2代) おのえ-しんしち

1780-1818 江戸時代後期の歌舞伎役者。
安永9年生まれ。初代新七の門にはいり,大坂浜芝居で修業。寛政12年京都布袋屋(ほていや)座で2代を襲名。のち2代嵐吉三郎と一座をくんで人気を博す。立役(たちやく)で女方をかねた。文政元年6月18日死去。39歳。初名は初代尾上徳松。俳名は芙流,芙雀。屋号は井筒屋,のち南部屋。

尾上新七(4代) おのえ-しんしち

?-? 明治時代の歌舞伎役者。
はじめ2代中村鶴助にまなび,のち5代尾上菊五郎に入門。明治22年4代新七を襲名した。立役(たちやく)と敵役をかね,東京で活躍した。本名は中村芙雀。前名は中村歌玉,6代尾上芙雀。屋号は南部屋。

尾上新七(3代) おのえ-しんしち

市川男女蔵(いちかわ-おめぞう)(3代)

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