尾上菊五郎(6代)(読み)おのえ きくごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾上菊五郎(6代)」の解説

尾上菊五郎(6代) おのえ-きくごろう

1885-1949 明治-昭和時代の歌舞伎役者
明治18年8月26日生まれ。5代尾上菊五郎の長男。明治19年東京千歳座で初舞台。36年歌舞伎座で6代目を襲名。初代中村吉右衛門とともに「菊吉時代」をきずいた。昭和5年日本俳優学校を設立芸術院会員。24年文化勲章。昭和24年7月10日死去。65歳。東京出身。本名は寺島幸三。前名は2代尾上丑之助。俳名三朝屋号音羽屋
格言など】まだ足らぬ踊りをどりてあの世まで(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android