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居昌 きょしょうKŏch‘ang

世界大百科事典 第2版の解説

きょしょう【居昌 Kŏch‘ang】

韓国,慶尚南道北西部にある山間の郡。人口7万3844(1995)の40%が中心地居昌邑に集中している。周囲を徳裕山(1504m)など韓国有数の山地に囲まれ,洛東江の支流黄江が形成した盆地を中心に集落が発達している。麻,養蚕,木材などの農林業が営まれ,障子用韓紙の産地として名高い。1951年,保安隊が,共産ゲリラをかくまった疑いで村民を多数射殺するという居昌事件が発生した。徳裕山,伽倻山国立公園を背景に観光開発が盛んである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

居昌
きょしょう / コチャン

韓国(大韓民国)、慶尚南道(けいしょうなんどう/キョンサンナムド)の内陸、小白(しょうはく/ソベク)山脈の南麓(なんろく)に位置する山間侵食盆地にある邑(ゆう)(町)。人口3万9625(2000)。居昌郡(面積804.09平方キロメートル、人口6万5900、2000)の郡庁所在地。徳裕(とくゆう)山(1594メートル)、修道山(1316メートル)、三峰山(1254メートル)などの高山に取り囲まれ、至る所に小盆地が分布する。寒暑の差が大きい大陸性気候がみられる。地形的影響で交通が不便であったが、しだいに改善され「1988年オリンピック高速道路」が完成。付近では、米、麦、大豆、綿花、アサなどが栽培され、韓紙の製造が有名である。[森 聖雨]

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