屋根代(読み)やねだい

精選版 日本国語大辞典 「屋根代」の意味・読み・例文・類語

やね‐だい【屋根代】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 借家料金家賃
    1. [初出の実例]「やねだい出せば家主へ、上手もつかはず夜番せず」(出典:清元・道行思案余(お半長右衛門)(1819))
  3. 木賃宿宿泊料
    1. [初出の実例]「損料銭や屋根代(ヤネダイ)の鬼に毎日責められて」(出典歌舞伎霜夜鐘十字辻筮(1880)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android