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層板小体 ソウバンショウタイ

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デジタル大辞泉の解説

そうばん‐しょうたい〔‐セウタイ〕【層板小体】

圧覚を感知する受容体の一つ。皮下組織関節包腸間膜などにある。1836年にイタリアの解剖学者フィリッポ=パチニが発見した。パチニ小体

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世界大百科事典 第2版の解説

そうばんしょうたい【層板小体 lamellated corpuscle】

ファーター=パチニ小体Vater‐Pacini corpuscleあるいは単にパチニ小体ともよばれることのある圧覚および振動覚の受容装置であり,皮膚や粘膜の深層,骨格筋内,関節包,腸間膜などに存在する,ほぼ米粒大の小体である。比較的太い知覚性の有髄神経繊維(AII型)の軸索の末梢部分,これを同心円状に囲み100層にも及ぶ層板状細胞群,および最外層をなす被膜によりこの小体は形成される。1本の軸索を中心とする層板状細胞の5~6層の配列はマイスネル小体にもみられるのではあるが,タマネギの断面を思わせるような大規模な層板の発達と体深部に局在する傾向を示す点とが層板小体の特色である。

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世界大百科事典内の層板小体の言及

【神経節】より

…末梢性突起のほうは,その末端が自由終末free nerve endingとなっているもの(痛覚繊維などの場合),特別の被膜をもつもの(被膜性終末encapsulated nerve ending。たとえば層板小体,マイスネル小体など),感覚細胞sensory cellと連絡するものなどがあり,皮膚,筋,筋膜,関節,骨膜,内臓,血管など身体各部からの情報は,すべて感覚神経節のニューロンによって中枢神経系に伝達される。しかし,伝達する情報(意識にのぼるものも,のぼらないものもある)の種類に対応して感覚神経節ニューロンの形を区別することは,現在のところではできない。…

※「層板小体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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